表記いろいろ
きしゃはんどぶっく
記者ハンドブック
第10版では、人名用漢字完全収録、外来語一新、紛らわしい法令用語収録の全面改訂版だそうです。56ページほど減りましたが、余り使うことのない「JISコード表」なので心配は要りません。
旧版からの変更点
- 手作業のため見落としがあるかもしれません。
- 誤りがあったとしても責任はとれません。
- 本文の用例集以外は見ていません。特に第10版は、全面改訂版とうたっているので、かなり変わっている可能性があります。
第9版第5刷と第10版との比較。
- まぜ書きをやめた語
- 隕石(いんせき)、厭戦(えんせん)、謳歌(おうか)、危惧(きぐ)、形骸(けいがい)化、困憊(こんぱい)、自嘲(じちょう)、呪文(じゅもん)、羨望(せんぼう)、爽快(そうかい)、楕円(だえん)、投函(とうかん)、貪欲(どんよく)、爬虫(はちゅう)類、挽歌(ばんか)、末裔(まつえい)、股旅(またたび)
- 読み仮名をつけて使う表外字
- 攪拌(かくはん)、箔(はく)、無垢(むく)、嫉妬(しっと)、蜃気楼(しんきろう)、刹那(せつな)、動悸(どうき)、檜皮(ひわだ)、翻弄(ほんろう)、冥利(みょうり)、刺股(さすまた)、膳(ぜん)、荼毘(だび)、菩提(ぼだい)、餞別(せんべつ)
- 読み仮名をつけずに使う表外字
- 柵
- 読み仮名のつけ方を変更
- 下腿(かたい)、大腿(だいたい)部
第9版第4刷と第9版第5刷との比較。
- 読み仮名をつけて使う表外字
- 愛嬌(あいきょう)、安堵(あんど)、位牌(いはい)、盂蘭(うら)盆、厭世(えんせい)、改悛(かいしゅん)、楷書(かいしょ)、喝采(かっさい)、化膿(かのう)、揮毫(きごう)、嗅覚(きゅうかく)、厩舎(きゅうしゃ)、急先鋒(せんぽう)、厩務(きゅうむ)員、苦悶(くもん)、敬虔(けいけん)、軽蔑(けいべつ)、啓蒙(けいもう)、謙遜(けんそん)、倦怠(けんたい)、壕(ごう)、濠(ごう)、骨董(こっとう)、昏睡(こんすい)、混沌(こんとん)、梱包(こんぽう)、采配(さいはい)、残骸(ざんがい)、死骸(しがい)、嗜好(しこう)、失踪(しっそう)、灼熱(しゃくねつ)、羞恥(しゅうち)、鍼灸(しんきゅう)師、親睦(しんぼく)、彗星(すいせい)、閃光(せんこう)、煎茶(せんちゃ)、醍醐味(だいごみ)、堆肥(たいひ)、唾液(だえき)、托鉢(たくはつ)、緻密(ちみつ)、転轍(てんてつ)機、洞窟(どうくつ)、灯籠(とうろう)、胚芽(はいが)、挽回(ばんかい)、秘訣(ひけつ)、比喩(ひゆ)、瀕死(ひんし)、風采(ふうさい)、復讐(ふくしゅう)、埠頭(ふとう)、分水嶺(れい)、扁平(へんぺい)、泡沫(ほうまつ)、哺乳(ほにゅう)、末梢(まっしょう)、明晰(めいせき)、瞑想(めいそう)、明瞭(めいりょう)、要塞(ようさい)、烙印(らくいん)、稜線(りょうせん)、籠城(ろうじょう)歪曲(わいきょく)、矮小(わいしょう)、和睦(わぼく)
- 平仮名から漢字に変更
- 生半可
- 漢字から平仮名に変更
- やりくり
- 読み仮名をつけずに使う表外字
- 冥王星、冥土、冥福
- 同音による書きかえをやめた語
- 芳醇(ほうじゅん)
- まぜ書きをやめた語
- 頭蓋(ずがい)骨、痴呆
第9版第3刷と第9版第4刷との比較。
- 漢字から平仮名に変更
- 着たきりすずめ
- 読み仮名をつけずに使う
- 白痴、水痘
- 同音による書きかえをやめた語
- 潰走(かいそう)、詭弁(きべん)、橋頭堡(ほ)、合祀(ごうし)、飄然(ひょうぜん)
- まぜ書きをやめた語
- 橈(とう)骨
第9版第1/2刷と第9版第3刷との比較。
基本的には、第9版第1刷の20ページに書かれている「新聞用語懇談会で審議中の『常用漢字並みに扱う表外字』について」がそのまま採用された模様。
- 闇(やみ)
- 闇、暗闇、常闇、闇市、闇討ち、闇カルテル、闇献金、闇米・闇ゴメ、闇将軍、闇取引、闇屋、闇夜、宵闇(※「むやみ」「やみくも」は平仮名)
- 鍋(なべ)
- 鍋、揚げ鍋、カキ鍋、手鍋、鍋底、鍋物、鍋焼きうどん、ねぎま鍋、寄せ鍋、割れ鍋(※「よなべ」は別)
- 牙(ガ、ゲ、きば)
- 牙、牙城、象牙、毒牙
- 瓦(ガ、かわら)
- 瓦、瓦解、瓦版、瓦ぶき、屋根瓦(※「がれき」「れんが」は別)
- 鶴(カク、つる)
- 鶴、折り鶴、千羽鶴(※「つるはし」は平仮名)
- 玩(ガン)
- 愛玩、玩具、玩味
- 磯(いそ)
- 磯、磯釣り(※「いそぎんちゃく」は平仮名)
- 臼(キュウ、うす)
- 臼、石臼、臼歯、脱臼
- 脇(キョウ、わき)
- 脇、小脇、脇毛、脇差し、脇の下、脇腹、脇見、脇道、脇目、脇役
- 錦(キン、にしき)
- 錦、錦旗、錦秋、錦上、錦絵、錦の御旗(※「にしきごい」「にしきへび」は別)
- 駒(ク、こま)
- 駒、合駒、利き駒、駒げた、駒不足、産駒、放れ駒、持ち駒
- 詣(ケイ、もう)
- 詣で、詣でる、神詣で、参詣、造詣、初詣で
- 拳(ケン、こぶし)
- 拳、拳銃、太極拳、鉄拳、握り拳(※「げんこつ」「けんだま」は別)
- 鍵(ケン、かぎ)
- 鍵、合鍵、鍵穴、鍵っ子、鍵盤
- 虎(コ、とら)
- 虎、虎口、虎視眈々(たんたん)、虎刈り、虎の子、虎の巻
- 虹(コウ、にじ)
- 虹、虹彩(※「にじます」は別)
- 尻(しり)
- 尻、言葉尻、尻上がり、尻押し、尻切れ、尻込み、尻すぼみ、尻すぼまり、尻抜け、尻目、尻もち、帳尻、目尻(※「しりとり」「だんじり」「やじり」は別)
- 柿(シ、かき)
- 柿、柿色、渋柿、熟柿、熟し柿、つるし柿、富有柿、干し柿
- 餌(ジ、え、えさ)
- 餌、餌食、餌付け、疑似餌、擬餌針、好餌、食餌(※「しょくじりょうほう」は別)、薬餌
- 腫(シュ、は)
- 腫れ、腫らす、腫れる、筋腫、泣き腫らす、肉腫、肺気腫、腫れ物、浮腫、みみず腫れ(※「しゅよう」は別)
- 袖(シュウ、そで)
- 袖、袖口、袖丈、筒袖、留め袖、振り袖、領袖
- 腎(ジン)
- 腎臓、腎バンク、筒袖、留め袖、振り袖、領袖
- 須(ス)
- 急須、須恵器、必須
- 誰(だれ)
- 誰
- 腺(セン)
- 甲状腺、耳下腺、腺病質、前立腺、分泌腺、リンパ腺、涙腺
- 曽(ソウ、ソ)
- 曽祖父、曽祖母、曽孫、未曽有
- 枕(まくら)
- 枕、枕木、枕ことば、枕元
- 酎(チュウ)
- 焼酎、酎ハイ
- 賭(ト、か)
- 賭け、賭け金、賭け事、賭ける、賭する、賭場、賭博
- 瞳(ドウ、ひとみ)
- 瞳、瞳孔
- 頓(トン)
- 整頓、停頓、頓挫、頓死、頓知、頓着、無頓着(※「とんきょう」「すっとんきょう」「とんちんかん」は別)
- 丼(どんぶり、どん)
- 丼、うな丼、親子丼、牛丼、玉丼、玉子丼、天丼、丼勘定、丼飯
- 汎(ハン)
- 汎、汎用
- 斑(ハン)
- 紫斑、死斑、白斑、斑点
- 釜(かま)
- 釜、後釜、釜飯、釜ゆで、茶釜、電気釜、風呂釜
- 謎(なぞ)
- 謎、謎掛け、謎解き(※「なぞなぞ」は別)
- 妖(ヨウ)
- 妖艶(ようえん)、妖怪、妖精
- 嵐(ラン、あらし)
- 嵐、砂嵐
- 呂(ロ)
- 岩風呂、内風呂、風呂、語呂、風呂敷、蒸し風呂、露天風呂(※「ろれつ」は別)
- 証(あか)
- 証し、証す
- 粋(いき)
- 粋がる、粋筋、小粋
- 癒(い)
- 癒える、癒やし、癒やす
- 描(か)
- 描く、絵描き
- 要(かなめ)
- 要、要石
- 応(こた)
- 応える、手応え、歯応え、見応え、読み応え
- 鶏(とり)
- 尾長鶏、風見鶏、地鶏、鶏ガラ、鶏肉(※「おんどり」は別)
- 館(やかた)
- 館
- 委(ゆだ)
- 委ねる
- 読み仮名をつけずに使う表外字
- 旺盛、一揆、斬新、獅子、自堕落、老舗、席巻、僧侶、外様、奈落、刃傷、伴侶、蜂起、捕捉、蜜月、拉致
- 読み仮名をつけて使う表外字
- 迂回(うかい)、冤罪(えんざい)、凱歌(がいか)、儀仗(ぎじょう)、堆積(たいせき)
関連記事:
むやみ
やみくも
よなべ
れんが
がれき
つるはし
いそぎんちゃく
にしきごい
にしきへび
けんだま
げんこつ
にじます
だんじり
やじり
しりとり
しょくじりょうほう
しゅよう
とんちんかん
とんきょう
すっとんきょう
なぞなぞ
ろれつ
おんどり
参考文献:
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投稿者: aiba 投稿日:2005年4月2日(土) 閲覧回数:5614